夏休み。そう、受験生にとっては受験まであと半年というところ。
「夏を制すものは、受験を制す」などと当時は言われていた。
そして、この夏私は、文系数学を受験においての武器にすることを心決めた。
保険は要らない!と腹を括った。
理由は単純だ。
唯一毎回偏差値50以上を取れるからだったから。
とはいえ、慶應の数学だ。
どんな対策をしていけば良いかとかなど話していく。
簡単に自己紹介。
高校3年の夏まで野球部に所属。
引退後勉強を始めるも秋の模試では偏差値40。
そこから半年間勉強に魂を注ぎ、現役で慶應義塾大学に合格。
とその前に、文系数学のメリットとかの記事は下記で少し触れている。
夏は基礎を固める最後のチャンス
「慶應SFC小論文!夏にやることは?初心者で苦手だった私が合格出来たわけとは?」ではの記事でも
書いたが、何度も言う通り基礎が大事だ。
ちなみに、小論文での基礎は文章力だと思っている。
数学で言う基礎とは、2つある。
1つ目が、「パターンを覚えているかどうか」だ。
暗記が少ない数学でも公式や解き方などパターンを覚える必要がある。
数学で一番やってはいけないことを、
問題を出された時に公式を忘れて解けないみたいなのが一番問題なのである。
本当にどうすることもできない。
頭のキャパが少なかった私は、その公式を導き出すところまで覚えていた。
とはいえ、導き出し方も分からなければ、本当に解けない。
そして、これだけは覚えていて欲しい。
「難しい問題も全て基礎の組み合わせで、その基礎を出す発想や着眼点は訓練でどうにでもなる」
そのため、基礎を徹底的に叩き込んで欲しい。
私は、黄色チャート式を使って、
1A2Bを2周行った。
黄色チャートで十分である。
よく「青色チャート使っているぜ!」みたいな人がいるが、
ほっておけばいい。
慶應なら十分黄色チャートで補える。
この夏に基礎をやるタイミングを逃すともう手遅れになる。
というのも、秋にかけては先ほど出した
発想や着眼点を身につけるために、
慶應SFCや慶應経済などの過去問を解くのに時間が取られるためだ。
とにかく、慶應に受かりたいなら基礎を固める。
そして、固め直すべきである。
そして、
2つ目の基礎が「計算力を上げる」だ。
数学で一番差が出るのはみんなが解ける問題を間違えることだ。
特に数学は、計算ミスがあるため、そういったことがよく起こる。
これは問題をたくさん問題を解いて、
どこで自分がつまづくかを把握するべきである。
そのため、とにかく毎日毎日数学をやる必要がある。
チャート式をやるのはもちろん、
何か問題集とか慶應以外の過去問を解きまくるのが良いだろう。
私はセンター試験の過去問を毎朝解いていた。
時間通りに終わらすことを目標にやるのだ。
SFCの過去問を1度解いてみよう
基礎を毎日やるのに、刺激を与えるのが過去問だ。
慶應SFCの過去問は一度解いてみよう。
おそらく最初はまったく解けないだろう。
ただ、解説を見て「あああ、なるほどね」となる。
「そこでその公式を使うのかあ」とか
色々思うことがあると思う。
こればっかりは、訓練しまくるしかない。
が、それは夏にやることではない。
夏は解けないということを把握しておくことが大事である。
仮に模試で点数が取れていても、
SFCの問題は訳が違うことを理解しておくべきだろう。
そして、また基礎に立ち返ってペースを上げて勉強するべきだ。
【あなたの勉強方法を書こう!】独特の問題は一旦忘れろ
過去問を解いた時に、1問くらいは独特の問題が出てくる。
数独みたいな問題だ。
それに関しては、基礎が分かっていても解けないことがある。
とはいえ、最初の1、2問とかはなんとか解ける問題が多い。
(最後の設問がかなり難しい時もある)
そして、その数独みたいな問題に勉強時間を費やすのは辞めよう。
基本みんな解けないし、そんなところで大きく差はつかないからだ。
何回も言う。
大事なのは、みんなが取れる問題を落とさないことが重要だ。
私が受験した時、総合の方で9割は取れた。
最後の問題が分からなかったくらいであとは合っていた。
とにかく基礎をやろう。
最後に
基礎が大事なことは伝わっただろうか?
1、黄色1A2Bチャート式をやる。
2、センター試験の過去問を解く。
これを夏にやっておけば、
慶應SFCの合格は近くなるだろう。
ましてや、他の文系数学にも通用しすぎるくらいだ。
是非頑張って欲しい。
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